フラット

今は全然要らない、ってのは失望とか諦めでもふてくされている訳でも強がりでも無くて、割と激しいし溺れやすい、って自覚はあったのに何処にいったのかなー、逆に大丈夫なんですか?って訊きたくなる程、何も無かったりする。若干バーチャルな方向へ集約されていってるのは否めなくて笑えるけど、案外うまいこといってるのかも知れない。
春めいた報告をきくのは嬉しい。やっぱり素敵なことだとは思っているから、それは。ちゃんと知っている。知っていた。

アスタリスク

だから、そうしてきた。悔やんでもいないし、晴れ晴れもしていない。幸いか、隙間なんて無い。だから、その最中。敢えて出ない、という選択。小さくなる歩幅と歪んでく空。不本意。此処からしか見えないだろうな、と思う。ずいぶん綺麗に瞬いている。何も置いていかない。何も持っていかない。だから、走っている。凍りついたアスファルト。マイナス4℃。そんなもんか。それすらも耐え難い。だから、走り続ける。あたたかいところに、行きたい。あたたかいところで、生きていたい。だから、そうすることしか、出来ない。

残業2時間。電気屋に寄る。閉店まで迷った挙句、いつものうたを聴きながらバスに揺られる。鍵を開ける。少し違う空気を感じる。見慣れた部屋を眺めて、うろうろして、掃除機をかけた。とっておいたやつらを、空いたスペースに配置する。化石みたいなテレビを、レコーダーと繋ぐ。映ることは映るけど、ねえ。色が全然違うし画面が小さすぎて。チェンジャーの具合が良くないまま放置していたコンポは、分解していじってみた。よし、と元に戻したら、ねじが3本も余っていたから笑った。結局直っていなかった。というよりも、悪化している。可笑しい。指が傷だらけだった。ネイルも剥がれた。3時。ひさしぶりにベッドで寝ようと思って、やめた。ソファに慣れてしまったらしい。

冷たいよ此処は

どっかにあると思うんだけど。その程度。何年経ったかとかなんて、あのとき幾つだったから、って計算しないと分からなくなった。忘れたな。いろんなこと。思い出したくて、どこかに残すことで、少しは何かが変わるかなって考えたりもしたけれど。悔しいとか、ここまできて、とか、そういうのも無くなった。何時の間にか、あのときの気持ちすら、あのときのあたしすら、誰かのことみたいになって、もの凄い勢いで、遠のいてく。全く悲しくない、ってのは悲しいのかもなーと思ったりするけど。あと珍しく、って言うのも変だけど、新しいのは登場してないよ、っていう。心を奪われまくってるのは、ある意味リアルなものじゃないっていうところも、反動かも知れない、とか。

ラヴ・レターズ

さて、どうしよっかここを。


なんかねいろいろ。自分なりの理想ってのはずっとあって、それに追いつかないどころか、全然違うほうに行ってたりとか、もの凄いだっさいことをしていたり、というか、ただのヲタクなんだけど、それはそれでおもしろいからいいや、って思ってて、でもあいかわらずひとりでひっそりやってるあたり、うん、やっぱりあいかわらずなんだ。

ひさしぶりにここを開いて、全部読んだ。そんなこともあったな、って。忘れてた。くだらないけど、おもしろかった。安心して書いてたんだね。きっとわかってくれる、何人かは、って。コメントとか、今読んでも泣けるし笑える。ちょう愛しいんだけど。このひとたち。たのしかったなあ。

こことはぜんっぜん関係ないことを、何も反応はないけど、誰かは見ているっていうのがわかっていながら書く、っていうことに慣れていなくて、何回か場所を変えて、名前を変えて。みんなも、もしかしてそうしているのかなあ、とか。ずるいなあ。教えてよ。って、ほったらかしにしていたひとが、何を偉そうに、なんだけど。

私信

きっとあなたは、ここからそう遠くはない処に住んでいるから、すこしどきどきした。この観覧車に誰かと乗ったりしたかなあ、なんて思いながら、あたしはひとりで、うたを聴いたり、はなうたを歌ったり、ときどき写真を撮ったりしながら、半月くらい前かな、いっぱい歩いた。みなとまちを。
いろんな場面を思い出したの。見たことはないけれど。おはなしの最後だって、けっきょくわからないままだけれど。


元気にしてるのかな。どうしてるのかな。
あたしは生きているよ。


あなたの見ていたのと、あたしが見ていたふたりは同じところにいたと思うんだけど、あのふたり、いつの間にか、いなくなったんだよね。沢山たくさん、うまれた筈の感情なんて忘れちゃって。毎日も景色も同じで。あたし、夢でも見ていたのかなあ、嘘を書いてたのかなあ、って。

何度も何度も何度も、どうしたら離れられるんだろう、ってことしか考えられなくなってぐちゃぐちゃになって、でも、そのときに最後に「がんばれ」って言うのは、あなたとあたしが見ていたふたりなんだよね。絶対出てくるの。引きずられてんの。壊したくないの。あのままのふたりで残しておきたいの。だから、リアルすぎるぐらいにただ生きているだけのふたりを、もうあなたには見せたくなかったんだと思う。


突然なにを今さら、って感じだけど、あたしのRSSリーダに登録されてるあなたのページに更新マークがついてたのに、ちっとも更新されていなくて、すごいどきどきしながら見に行ったのに!ってくやしくて、でもなんかいじったから反応したのかな、ということはとりあえず生きてるよね?ってうれしくなって、元気なのかは分からないけど、どうしてるのかな、って問いかけてみたくて、で、そういえばあたしだって、このままここを放っておくのもどうなの、って思ったから書いてみた。

相変わらず言い訳は得意だからね?